それから15分後
女の仔のお母さんは無事見つかった。
……というか、見つけられたって感じ…?
お母さんもずっと探していたらしいけど、やっぱりすれ違いになっていたらしい。
「本当にありがとうございました…!なんとお礼を言ったらいいか……」
「いえ…別に大丈夫ですから……」
「それにこんなお花まで…」
お花はあたしじゃなくて、そこの金持ち息子です…
お花買うのにカードだしてたからね。
しかもゴールドだし…!
「お兄ちゃんありがとう!ばいばーい!」
「うん。バイバイ!」
あたし達の姿が見えなくなるまで女の仔は手を振ってくれた。
「見つかって良かったな。時間にも間に合いそうだし…」
「あぁ。」
ったく、無愛想なんだから…
もうちょっとニコニコすればいいのに。

