そしてそれから10分後。
長ーい長ーいお話を聞き終えた紗菜が一言。
「………ったく、葵のお母さんもお母さんだけど……あんたも問題ありすぎ。」
「へ?」
あ、あたしですか…?!
あたしは特に悪いことはしてないと……
「そもそも、どこの高校に行くのかぐらい確認しておきなさいよね!」
う…
「大体それで学校来ちゃうのもどうかと思うけど。」
あたしの今までの生活を完全否定ですね…
紗菜さん…
目が怖いです…っっ…
「紗菜…絶対言わないでね?!」
え?
あたしがそういうと、紗菜は目の前に手をだしてきてヒラヒラさせている。
な、何……?
「…無料。……ってわけにはいかないでしょ?」
「お金とるの…?!」
あたし達親友なのに?!
昼御飯代おごってあげたりしたのに?
「一万円。……って言いたいとこだけど、ここの食堂のパフェで許してあげる。」
一万円って……
あたしはあなたと違ってごく普通の一般人ですからね?
桁が1つ違うでしょ…

