「ただいま」


"家についてまず眠ろう"


という考えは変わらず


部屋に直行しようと


リビングを抜けてから
自分の部屋へと
つながる階段を、
のぼろうとリビングのドアをあけた



「おかえり〜遅いぞ」

反射的に声の聞こえる方へ目を向けた


そこにはうちのリビングで悠々とソファーに座ってテレビを見ている四季がいた