一番奥に着くと、辺りは何もなくただ薄暗かった あたし達は小さな木のベンチに座った その目の前をみると街の夜景が広がっていた 「うわぁ、きれー」 あたしは思わず声を出した 「そおだな。でも理穂の方がもっときれいだよ!」 龍に目を向けると真っ直ぐにあたしを見ていた やっぱり龍に見つめられると 目が離せないなぁ… あたし達は何も話すことなく唇を重ねた 何度も何度も…