一途な恋


「じゃあお母さん行ってくるね」

「うん、あんまり遅くならないようにね」

あたしはドキドキしながら神社に向かった

道行く人もみんな浴衣姿でお祭りに向かっている

そして神社が見えてきた

すると神社の前にはすでに龍が来ていた

あたしは早足で龍の元へ向かった

「ご、ごめんね。待たせちゃって…」

あたしは少し息を切らせながら言った

「お前…理穂か??」

あたしは一瞬意味が分からなかった