“恥ずかしい…” あたしは気を落ち着かせた 「一つ聞いてもいい??」 「う、うん」 あたしはコクりと頷いた 「小川さん、俺のこと知ってた??」 「えっ??」 あたしは顔を美山君に向けた 「俺の存在とか」 そお言えば、まだクラス全員覚えてないんだった 「ごめん、話しかけてくるまで気づかなかった。未だにクラスの人も覚えてないし…」 あたしがそお言うと美山君は笑った