すると安心したのか 涙が溢れ出し、美山君の胸の中で泣いた そんなあたしをなだめるように、美山君は優しく頭を撫でてくれた あれからどのくらい経っただろう… 涙もすっかり乾き、心もなんだか暖かくなっていた 「落ち着いた??」 美山君は優しく微笑んであたしを見た 「うん、ありがとう!」 あたしはそう言うとゆっくり立ち上がり時計を見た 時間はもう7時になっていた