もう夕日も沈み、暗くなっていた 見回した周りは家がなく、街灯しかなかった あたしは背筋に恐怖を感じ、その場にしゃがみ込んだ 怖いのが大の苦手なあたしは、いつの間にか涙を流していた 「誰か…助けて…」 そおつぶやいた時 遠くからあたしの名前を呼ぶ声が聞こえた 声のする方を見ると暗い中から1人の男の人の姿が見えた まさか… あたしは思った