「1人でどおした??。教室なんか残って…」 「…うん…いろいろね…」 あたしは空を見ながら呟いた とてもじゃないけど村山君の顔は見れなかった 「オレのこと…考えてんだろ??」 「えっ…」 あたしは村山君に目を向けると笑顔だった すべて見透かされているような気がした 目を逸らしてあたしは帰ろうとした 鞄を持ってその場から逃げようとしたその時――