龍の住所は前に電話で聞いて教えてもらった なんでかって聞かれたけど、理由はこのためだった! あたしはウキウキした気持ちで家に向かった 途中あの公園が目に入り、足を踏み入れた あたしはベンチに座り、鉄棒の所を見つめた “あの人はどこへ行っちゃったんだろう” あたしはふっと考えていた 「小川さん??」 誰かがあたしを呼ぶ声がした あたしは声のする方に向いた そこにいたのは えっ 「村山君??」