一途な恋


“あれ??”
なんか…暗い…

「龍、なんかあったの??」

あたしは心配そうに聞いた

「いや、そうじゃない…」

“??
龍なんか変だなぁ
もしかして…”

「龍…ちゃんと言って??」

あたしは恐る恐る聞いた

「実は…」

次の言葉にあたしの予感は的中していた

「俺…明日転校することになったんだ…」

“やっぱり”

あたしは無言だった