一途な恋

「それで、何かあったの??」

龍は手を振るわせながら、なかなか口を開かないでいた

あたしは龍の手を握って、話してくれるまで待った


――しばらくして…

「実はさ…俺の親…離婚しそうなんだ…」

龍はやっとのことで話してくれた

あたしは震えている龍を抱きしめた


龍の次の言葉に…
あたしは体が固まった