「いや、特に理由は、、、」


『ふーん。まぁいいや。それより若菜って子いる?』


「若菜?さっき一緒に話してた子だよっ」


『若菜ってお前の友達だったんだ。』


「そうだけど、若菜になにかよう?』


『俺は、ないんだけど、こいつがっ!!』


王子がしゃべっていたところに入ってきたのは


『おい、瑠加!それ以上言うなよ』


と王子の知り合いらしき人がいってきた。
この人もモテそうだなぁ。


『わかった。だまってりゃいいんだろ?』


そうしてしばらく王子はだまっていた。


するとその人が、


『荻原愛莉チャンだよねっ!俺、翔。呼び捨てでいいから!』


そういってくれたので私は呼び捨てで呼ぶことにした。