今にも孤独に押しつぶされそうだった俺は
ある日こっそり施設を抜け出した
誰もいない場所
自分だけの世界
ココを出て自由になればそんな世界を見れるようなそんな気がした
俺はそんな世界に憧れていたんだと思う
そうしてあてもなく歩いている時だった
~♪
どこからか聞こえる綺麗な音色
その音色は今まで聞いたどんな音よりも
透き通っていて、優しくて、綺麗だった
まるで吸い込まれるように
俺は音のする方に足を向けた
音を頼りに歩いていると、俺は近くにある小さな教会の前にいた
~♪
間違いない
間違いなくこの音はココから聞こえる
俺は勇気を振り絞り自分の背よりずっと大きな扉を開けた

