『それでは登場していただきましょう 今日のスペシャルゲストは… 今、人気急上昇中のバンド 《SONG of SKY》の皆さんです』 その高い女性司会者の声が 薄暗い闇から 黄色い声援の飛び交う光の中へ 足を踏み出す合図 キャー 「こんにちはー!! 《SONG of SKY》です」 自分を作るのにも、もう慣れた 一体、どれが本当の自分なのか それさえも曖昧になるほど…