学園祭当日。 初日は、学校内の人間のみで行われる。 私たちは4時間目までちゃんと授業があり、そこから参加できる。 「あー、長かったぁ」 ぐうっと伸びをし、雪乃を見る。 入念にマスカラでまつげを伸ばす雪乃。 「お、力入ってますねぇ。雪乃ちゃん」 あたりまえでしょという視線だけこちらに向け、 またいつもとは違う自分を映す鏡に目を向けた。 周りも雪乃と同じくいつもはしないメイクに力を入れている。 それを呆れ顔で見る男子。 と、私。