いつも授業で使ってるであろう机は、 きれいなクリーム色のテーブルクロスによってその身を隠している。 テーブルの中央にはバラとかすみ草の造花が飾られている。 「お、雪乃と綾香じゃん」 そわそわと落ち着きなく視線をいろんなとこに向けている途中、 雪乃が意中の相手から声を掛けられた。 「お久しぶりです」 ぺこっとあいさつする。 当の雪乃は固まって声を出すのさえできないでいた。 テーブルの下から、雪乃の足へ蹴りというスイッチをかます。