「…好きだ」
「えっ…」
思わず声を出すと、先輩の瞼が震えました。
いけない!と思って、慌てて先輩から距離を取りました。
「んっ…? アレ? オレ、もしかして寝てた?」
「はっはい。でもわたしは今来たばかりなので、どれだけ眠っていたのかは分かりませんが…」
「そうか。いや、ゴメンゴメン。ちょっと疲れててさ」
そう言いつつ目元をこすり、立ち上がります。
「おっと、もうこんな時間か。急がなくちゃな」
机に置いていた書類を持って、先輩は生徒会室を出て行こうとしました。
「あっ、そうだ」
「はっはい」
先輩は振り返り、真っ直ぐにわたしを見ます。
「オレ、何か寝言言ってた?」
「えっ…」
思わず声を出すと、先輩の瞼が震えました。
いけない!と思って、慌てて先輩から距離を取りました。
「んっ…? アレ? オレ、もしかして寝てた?」
「はっはい。でもわたしは今来たばかりなので、どれだけ眠っていたのかは分かりませんが…」
「そうか。いや、ゴメンゴメン。ちょっと疲れててさ」
そう言いつつ目元をこすり、立ち上がります。
「おっと、もうこんな時間か。急がなくちゃな」
机に置いていた書類を持って、先輩は生徒会室を出て行こうとしました。
「あっ、そうだ」
「はっはい」
先輩は振り返り、真っ直ぐにわたしを見ます。
「オレ、何か寝言言ってた?」

