「…ッ…康ぢゃ…ん……会いたいよぉ……」 康ちゃんがいなくなって半年も経つのに私は何にも変らない…… 康ちゃんを思い出すと子供みたいに泣いてしまう “会いたい”って思う また康ちゃんに頭を優しく撫でてほしい また“妃芽”ってあの声であの笑顔で呼んでほしい また康ちゃんの温かい背中に抱き付きたいよ こんなこと、もう叶わないのに……… 「…バカだよね……私って」