私と康ちゃんが付き合い始めたのはあの日だった……





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「妃芽はさぁー好きな男とかいないの?」



「いないよ?香織はいるの?」




香織は「いる訳ないじゃん」と呆れた表情で溜め息を吐いた






「おーい香織っ」