「妃芽ごめんね。さっき誰かと喋ってた?」 「うん!ちょっとね♪」 香織は頭に?をつけて首を傾げた。 香織は知ってるかな?あんなカッコいい男の子がこの学校の生徒会長なんだって……… 「ねぇ♪香織はこの学校の生徒会長のこと知ってる?」 「…知ってるよ。学園王子の桐河颯でしょ?」 香織は知ってるんだ…… って桐河君が学園王子だったんだ! 「どうして?」 「さっき喋ってたの」 「そっか…良かったね」