「じゃあ、行ってきます。幸歩、今日も会社が終わったら、直ぐに帰って来いよ?」 「う…うん。」 柊平は、おでこにキスをして、笑顔で出掛けて行く。 エレベーターと扉が閉まるまで、私は柊平を見送っていた。 なんか……ドキドキしまくる朝のひとときだけど… こうして柊平を見送るのは、結構嬉しかったりするんだ…。 色んなところに小さな幸せの発見の連続…。 結婚って…本当にいいなぁ…。