「もう2週間くらい続いたことだし、柊平も毎朝のキスは迷惑じゃない…?」 「全然迷惑じゃないよ。幸歩からのキスがないと、逆に沈みそう。」 サラッと、にこやかに返されちゃった…。 「ほら幸歩!早くしないと学校に遅れちゃうから。」 柊平はニコニコしながら指で自分の頬をツンツンとつつく。 多分、“頬でいいから”っていう意味なんだろうな…。 ま……まあいっか。 頬なら、唇よりはドキドキしないし……