何も言わずに抱きしめると抱きしめ返してくれた。 「今迄何してたのさ」 「死神協会の命で死神の剥奪。転生も数年は出来なくて…」 久那の目から涙がボロボロこぼれる。 この世に再び生を受けることも許されず。 辛かったはず、悲しかったはずだ。 「生まれ変わってもどの時代に生まれるか判らなかった。でも、会えるって信じてたの」 偶然と必然か重なり合い導かれる。 出逢うべくして出会った二人。