あたし。山村舞子は…

この座李中学校に入学する。
あたしの住んでるところは、
海もあるし山もあるけど…
田舎とは言えない。
市内には東京と同じような都会が
広がっている所もある。

「舞子。あの先生絶対かつらだよね。。」

隣で大爆笑してるのは、

小学校からの親友。紀澤爽帆。
すごくかわいい。小学校の時は、すごいもてもて。

「て言うか。この学校いまだにファンクラブあるらしいよ。
 ほらあの生徒会長の横山先輩とか、九条先輩とかさ。」

爽帆が指さした先には確かにいけめんの先輩が2人いた。

「へぇ。確かにカッコイイ先輩だね。」

あたしが、感心していると爽帆は、

「あたしたちもファンクラブ入れてもらおうね☆」

あたしの顔をみてにっこり笑う爽帆すぐに分かった。

(きっと爽帆はどっちかの先輩に惚れてる)