秘密の★オトナのお勉強②




「お互いに仕事が忙しくて、二人でゆっくり過ごす時間もなくて…。これって、付き合う前と何も変わらないと思う自分が居て…」




不安だった。




「それでも仕事が大好きな貞永を、マネージャーとして、彼女として見守らなきゃっていう自覚もあって…」




苦しかった。




「だけど、そんな決意とは裏腹に、やっぱり心のどこかで寂しい、もっと構って欲しいって思う自分が居て…」




自分が分からなかった。




「そう思ってるけど、貞永にキチンと伝えられないあたしがイヤで…」




どこかで隠していた。




「色々な感情が混ざり合って、あたしは貞永にどう接すればいいかが分からなかったの…」




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