秘密の★オトナのお勉強②




「という訳で…」




しんみりとした空気をブチ壊すかのように、貞永はそう大きな声で叫ぶと、あたしの肩に置いてあった手を離した。



そんな普通の行動。


だけどそれは、あたしにとって地獄の時間の始まりだった。




「あゆ…」



「な…何よ…」




ジリジリと距離を縮めてくる貞永に、あたしの脳が危険を察知する。


なんだか、とてつもなく

嫌な予感がするっ…!




「よくも、この俺の事を浮気魔呼ばわりしてくれたな?」



「ひぇぇぇっ…!」




ヤバイ!

貞永が、エロ狼化してるよ!




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