秘密の★オトナのお勉強②




謹慎中というのは、こんなにも日にちの感覚が狂ってしまうのか。


そう思ってしまう程、あたしはすっかり忘れてしまっていた。

…今日が、運命の会見の日だと言う事を。




「という訳で、今俺達は向かってるんだよ」



「どこに?」



「光輝くんの会見が行われる場所に」



「はぁっ…!?」




クールに言い放つ猛を見て、あたしは全てを察知した。



こんな格好をさせたのは、謹慎中のあたしを連れ出す為!?


こんな朝っぱらから拉致したのは、あたしに会見の様子を見せる為!?




「今回の光輝くんの会見は、生放送する予定もないからな。手っ取り早く会見を見せようと、姉ちゃんを拉致したんだよ」



「みんな…」




やり方は少々強引だったけど、蘭も冬馬も猛も、あたしを心配してくれていたんだ。


少しだけ、あたしの顔に笑みが戻った気がした。




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