秘密の★オトナのお勉強②




蘭があたしにこんな格好をさせた理由が分からないまま、次々にあたしの変貌は続いていく。


普段はナチュラルメイクのあたしだが、蘭の手によって、アイラインは太めに引かれ、つけまつげを装着され、あっという間に別人の完成。


洗面所の鏡で自分の姿を改めて確認してみると、自分では無い気がしてきて、蘭の技術に少し怖くなった。




「さ、男共も待ってる事だし、そろそろ出発するわよ!」



「は…?」



「ほら、モタモタしてないで早く歩いて!」



「…って!あたし今謹慎中で、外出禁止なんだけ―――」



「アタシに刃向かったら、痛い目に遭うわよ?」




蘭の極上スマイルを向けられた事により、あたしは何も言えなくなる。


状況を理解出来ないまま、あたしは人形のように素早く車に連れ込まれ、

―――今に至る、という訳だ。




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