自分の予想は大幅に外れ、あたしは理解不能な行動を開始する蘭を、何も言えないまま見つめていた。
寝起きのままの状態だったあたしは、蘭の手によって別室に連れて行かれ、どこかで購入してきたと思われるギャル系の服に着替えさせられる。
カラフルな色使いが特徴のトップスに、薄めのショートパンツに着替えさせられたあたしは、露出が多めな格好に、思わず身震いをする。
続いて洗面所に連行され、顔を洗われ、髪の毛を櫛で梳かれ、その髪の毛をひとつに纏められ。
蘭はあたしの頭に、黒いネットを手早く頭に装着すると、その上からあの金髪のカツラをセットした。
金髪のカツラは、ロングで巻き髪のモノで、完璧にあたしはギャルそのもの。
「な…ななっ!!」
「うん、二十四歳にしては似合うわよ、あゆ」
「歳を出すな歳をーっ…!」
大体あたしが普段している格好と言えば、ラフな感じのモノトーン物が多いのに、この歳になってギャル系の格好をする事になるとは…。
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