秘密の★オトナのお勉強②




その言葉を口に出した瞬間。

一瞬にして、蘭の表情が、何かを企んでいるような怪しいモノへと変化していくのを、あたしは見逃さなかった。




「ら…ん?」



「まぁいいわ。あゆ、動かないでね?」



「は?」



「さあ今よ、冬馬に猛くん!あゆの手足を拘束してちょうだい!」




…って、えええっ!?

いきなり何を言い出すのよ!


驚くあたしをよそに、冬馬と猛はあたしの身体をしっかりと固定し、動けなくする。


あっという間に哀れな姿になったあたしを、蘭が楽しそうに見てきた。




「怒らないでね?」



「ひえぇぇっ…!!」




そう呟きながら、やけに大きめのカバンを漁る蘭を見て、あたしは確信する。


…もしかして、殺られる?と。




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