「今日さ、改めて神風さん達と話し合ったんだけどよ…」
―――神風さん達。
その言葉が聞こえてきた瞬間、あたしの心臓が忙しく動き始める。
「あゆとの関係を否定する趣旨の会見を、あさって開く事になった」
「え…?」
決心が、一気に崩れていく。
あたしとの関係を否定する会見って…ストレートに言うと、別れるって事だよね…?
嘘だ、イヤだ、
あたしは信じたくない―――!!
「ヤダよ」
「あゆ?」
「あたしは貞永と別れたくないよ!大切な存在を、手放したくないよ!!」
少し前のあたしなら、貞永の事を考えて、別れる事を承諾していたはず。
だけど、それを心が拒否した。
気付けばあたしは、全力で貞永の発言に反発していた。
.

