秘密の★オトナのお勉強②




しっかりと決意を固めた瞬間、再びケータイのバイブ音が、部屋中に響き始めた。


視線をケータイへと移す。



…また誰かが、あたしの事を心配してくれているんだ。


そんな軽い気持ちで、あたしはケータイを手に取るハズが…




「え…?」




ディスプレイを視界に捕らえると、あたしの困惑の声が部屋にこだました。



嘘でしょ?

夢じゃないの?



様々な感情が、あたしを再び混乱の世界へと招いていく。


震えだした手を必死に動かして、ケータイと手に取ると、ゆっくりと通話ボタンを押す。



バイブ音原因は、一件の着信。

その相手は―――




「も…しもし…」



「連絡遅くなってゴメン、あゆ…」



「―――貞永…」




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