秘密の★オトナのお勉強②




―――だけど。

あたしはある事に気が付いて、ケータイを操作するのを止めた。



心配をしてくれていた人達への感謝の気持ちより、絶望感の方が大きくなり、一滴の涙があたしの頬を流れていく。




「貞永から…連絡が来てない…」




誰よりもあたしの事を心配していて欲しかった、大好きな人からの連絡が一切無い。


動かない手を無理矢理動かして、着信履歴やメールを確認するけど、「貞永光輝」という文字はどこにもなかった。




「なんで…?なんでよぉっ…!」




悔しいというより、悲しい。

切ないというより、苦しい。



心の中が、掻き乱されて行く―――




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