嬉しい反面、迷惑をかけたという罪悪感があたしを襲う。
そんな複雑な心境を持ちながら、あたしは着信やメールをひとつずつ確認していった。
蘭、
冬馬、
隼人、
菊池、
お父さん、
お母さん、
猛―――
あたしと馴染みの深いいつものメンバーから、たくさんのメッセージが送られてきている。
―――「大丈夫?」
大丈夫だよ、みんな。
―――「このメールに気が付いたら、すぐに連絡下さい」
心配かけてごめんね。落ち着いたら、真っ先に連絡するから。
―――「あゆの事が心配だよ」
そう思ってもらえるあたしは、幸せ者だよ。
ひとつひとつのメールを読みながら、あたしは心の中で返事をしていく。
こんなにもあたしを思ってくれる人達に囲まれて、あたしの涙腺は早くも決壊しそうだった。
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