「はぁ…」と口から勝手にため息が漏れた時、あたしのケータイのバイブが鳴り響いた。
…そうだった。
謹慎処分が決まった昨日、重すぎる処分を受けたというショックで、あたしはケータイを放置していたんだった。
あたしはベッドの端に投げられていたケータイを手に取ると、バイブの振動を感じながら、そっとケータイの画面を見た。
「うげっ…!!」
画面に表示されているメッセージを見て、あたしは唖然とする。
あたしがケータイを放置している間にも、貞永との報道を知った、たくさんの人達が心配してくれていたらしく。
不在着信が三十件越え、新着メールが五十件以上も、あたしの元へと届いていた。
…あたしが生きてきた中で、こんなにも多くの着信やメールが来ていたのは、きっと初めてだ。
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