秘密の★オトナのお勉強②




どうしよう。

大変な事になってしまった。


まさかこんな形で、日本国民にあたし達の秘密の関係がバレてしまうとは…。



延々と状況を把握する事に努めているあたしに向かって、冷静なようで怒り心頭な神風さんが襲い掛かってくる。




「で、どっちが誘惑したんだ?」



「…誘惑?」



「だから、どちらから迫ったんだって聞いてんだよ。貞永か?貞永が自分のマネージャーを誘惑―――」



「違います!あたしです…!!」




一瞬にして、貞永を責める神風さんの声が止まる。


修羅場を黙って見守っていた小西さんも、かなり驚いた表情を浮かべている。


そして、貞永は―――




「あゆ、お前何言って―――」



「あたしが…貞永のマネージャーであるあたしが、貞永にキスを迫りました」




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