…そう覚悟していたはずなのに。
「ラブクッキング?あぁ、それ俺が小西さんにお願いしてたんだよ。「是非出演させて下さい」ってな」
「は…?」
車がマンションに到着した途端、あたしは貞永に素早く謝罪。
「手違いで、貞永がラブクッキングに出演する事になってしまった」と。
怒られるかもしれない、
呆れられるかもしれない、
様々な思いを抱えながら、貞永の返事を待った
…あたしがバカだったみたい。
「ど…どういう事?」
「俺がハリウッドから帰ってきてすぐくらいに、小西さんに「ラブクッキング」の話を持ちかけられてな?」
「で…?」
「バライティーにも進出したかったし、楽しそうな番組だったから、快諾した」
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