秘密の★オトナのお勉強③




翌日。

貞永一家はあたしの要望で、イタリアンバイキングへと赴いていた。


大きいテーブルには、熱々のピザ、濃厚なパスタなど、食欲をそそる料理がズラリと並んでいる。




「ちい、お前の為の外食なんだから、思う存分食えよ。そして絶対に元を取れ」



「お父さん…元を取れって重要…?」



「当たり前だ。元を取るまでちいを此処から出す気はねぇよ。永遠に閉じ込めてやる」



「言っとくけど時間制限あるよ?しかも九十分…」



「行ける!お前なら行ける!胃袋に食いモンさっさと詰めやがれ!」




あたしの向かい側に座るお父さんは、身振り手振りで必死に訴えかけてくる。


お母さんはそんなお父さんを気にする事なく、カルボナーラを頬張っている。



…お父さん、あたし純粋に恥ずかしいよ。


そしてお母さん。お願いだからお父さんの相手してあげて。



周りの視線、痛いんですけど。




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