ちなみに、お母さんは超が付く程に、猛さんに甘い。
で、お父さんと猛さんは、超が付く程に、仲が良い。
分かった。
知らず知らずの間に、お父さんかお母さんのどちらかが、猛さんに勝手口の事バラしちゃったんだね。
「…だからって、俺ん家に何しに来たんだよ」
「そうよ!コソドロみたいに勝手にくつろがなきゃいけない程に、何かあたし達に会わなきゃならない理由があったの?」
お母さん、コソドロって…。
そうツッコミたい気持ちを抑えつつ、あたしは隼人さん達の事を傍観していた。
「それがなぁ…理由あったんやけど、解決してもうたわ」
「は…?」
意味が分からない、とでも言いたそうなお父さんとお母さんに、隼人さんは何故か自分のケータイを押し付けた。
「俺の嫁さんの藍果とケンカしてしもうてな?でも、さっきメールで仲直りしたんや!」
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