秘密の★オトナのお勉強③




一応サングラスを掛けて、一般人対策はバッチリなはずなんだけど、いつお父さんが「貞永光輝」とバレるか分からない。


大声でアホな事を坦々と話し続けているこの人が、イケメン俳優・貞永光輝だと言う事がバレたら、きっと仕事激減だよ、お父さん。




「ちい、お父さんなんか放っておいて、さっさと食べましょ?」




お父さんの対処に困り果てていた時、お父さんの隣に座っているお母さんが、あたしに助け舟を出してくれた。



…ありがとう!さすがお母さんだっ!




「お母さんはやっぱり神サマだよ…!」



「なーに訳の分かんない事言ってんのよ。ほらちい、このカルボナーラ美味しいわよ?一口あげる」




お母さんのフォークには、キラキラと光り輝いているカルボナーラが。


あたしの取り皿にフォークが移動し、もう少しで絶品カルボナーラが手に入りそうな時だった。




「ちい、あゆを俺から奪おうなんて百年早ぇよ」



「は?」




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