南極2号

ところが千早っちは、何やらあたしの事を根掘り葉堀り聞いている。

「千早っちって…まぁあたしに興味持つのは解るんだけど…デリカシーなんて欠片も無いな」

って盗撮してるヤツが言っても説得力無いが…

「んーで…ここで番犬の出番か…無駄足には、ならんやったみたいなんだけど…」

確か千春の番犬として造った筈が…何故かあたしの美貌を褒め称えよる。

「う〜ん…脅しすぎたかな?ロボットは人間に絶対服従って身体にたたき込む時かなりハデにやったからな…」

つまり…あたしは手加減出来ない。