「わ、分かった。話すから!」 炎を近づけると魔物はあっさりと白状し始める。 「まず聞くが…お前もしかして二宮渚か?」 「…そうだけど?」 いきなり何だと思ったが、色々吐いてくれそうなカモの機嫌を損ねたらめんどくせぇと思い名前だけ名乗った。