あれ?でも…






「…なんであそこにいたんですか…?」







そうだよ…あそこに楢橋くんが来たのはどうして?






「…感」







あたしの少しピンク色の部屋には不似合いの


楢橋くんの低い声が響いた








「…ありがとうございました」








「ん」









少し暗くなってきた部屋







「…あ…電気…つけましょうか…」






緊張して立ち上がる足が振るえた