「…俺も…さ」





「?」






楢橋くんの声が耳元で聞こえた







「あーッこの前のお兄ちゃんだぁー」







「え」







後ろを振り返ってみると


この前転んだ女の子がたっていた







「…大丈夫だったか?」







「うんッありがとうッ」








女の子はすっごい笑顔で言っていた







「あれ、そのお姉ちゃんも転んだのー?」





うぅ…