「…付き合う前多分夢が俺のこと



知るより先に俺が夢のこと知ってた」






「…え」





少しかすれた声しか出ない






「俺、このコンビニでバイトしてた」






「…」







「そしたら毎日来る女の子がいた」







「…」







「そいつはいっつも泣きそうな顔してた


…俺なら…俺なら笑顔にしてあげれるかなって


ずっと思ってた…片想いってやつだけど」







「…ッ」