「洵介先ぱ〜い。乙女の気持ちもわかってくださ〜い」 「俺は男だから、女の気持ちなんて知らないっつの」 洵介先ぱいのあほっ。でもでも…… 「洵介先ぱい、好きで〜すっ!!」 「す、好き好き言うなっ。ほら、練習するぞ」 そう言って背を向けた。 洵介先ぱいは身長は小さいけど、カッコイイんだよな〜。そして優しいし、いつも可愛いし。 あ〜っ、早くあたしの彼氏になってくれないかな〜。 「早くしろー」 「はーいっ」 あたしは駆け足で洵介先ぱいの後を追った。