「……っキャァァァッ!!」
あたしは周りに生徒がいるのにも関わらず、飛び上がって喜んだ。
だって嬉しすぎでしょ?洵介先ぱいがあたしの愛情たっぷり弁当を美味しいだなんて。
「あのぉ、満川真柚さーん」
後ろから自分の名前が呼ばれて、ハッとして振り向いた。
「あ、なーんだ、香里か」
「なーんだじゃないし。あんた、鞄から教科書出てるから」
ほらって指差されたところには、あたしの教科書が散らばっていた。さっき飛び上がって喜んだ勢いで鞄から落ちたのだろう。
「何があったか知らないけど……」
「あっ、香里聞いてよっ!!」


