「よし、これで1つ進歩だな。真柚ちゃん呼ばれたら大こーふんだよっ」
勇斗がケラケラ笑いながら言う。俺は「なんで?」という顔をすると、
「だってお前、真柚ちゃんのこと一回も名前で呼んだことねーじゃん」
と大和が解釈してくれた。
「え、そうだったっけ?」
「そうだよー。いつも゙お前゙とがおい゙じゃねーかよっ」
うーん。名前覚えるの苦手だからか?
「とにかく、今は真柚ちゃんがどうして洵介を見なかったかが議題ですね、大和部長!」
「そうだな、勇斗くん。捜査本部にも何か資料が届いてないか確認してみよう」
あの、君たち、コントしてる場合じゃないんスけど。


