「やっぱり、焼きおにぎりを選らばなかったからかな?」
俺は勇斗に尋ねた。そして大和も俺たちの元へ来た。
「は?焼きおにぎり!?」
勇斗がキョトンとした目で見る。
「あぁ。実は前に、あの1年にケガの手当てしてもらってさ。
あの料理対決とかなんやらで、あの1年を選ばなかったから根に持ってたりしてんじゃねーかな?あの時のお礼は!?とかさ」
「いや、洵介、それ無いだろ?」
大和が笑いながら言う。それに頷く勇斗。
「真柚ちゃんはそんなこじゃないよ。てかその手当てって真柚ちゃんがしてくれたんだねっ。なんてゆーか……」
「「「不器用」」」


